損害保険ジャパンは、遠隔のオフィスを等身大スクリーンでつなぐリモートコミュニケーションサービス「tonari」を導入し、2021年7月7日から活用を開始している。離れたオフィス間で視覚を通じたコミュニケーションを行うために導入した。同サービスを開発したtonariが同年7月16日に発表した。
損保ジャパンの千葉保険金サービス部成田保険金サービス課は、2021年4月の機構改組により、それまで成田と銚子に分かれていた組織を一本化した。しかし、顧客対応の観点から、オフィスはそのまま成田と銚子の双方に設置している。
このため、同じ組織でありながら、職員が分かれて勤務せざるを得ない状況にあった。拠点が離れていると物理的に接点を持ちづらいため、「社員同士のコミュニケーションをどのように維持していくか」という悩みを抱えていた。
同社はこの問題を解消するため、リモートコミュニケーションサービスのtonariを導入した。等身大のスクリーンを介して遠隔のオフィス同士を同じワークプレイスとしてつなぐことができる。オフィス間をつないで、視覚的な臨場感を持ったコミュニケーションが可能になる(写真1)。
写真1:リモートコミュニケーションサービス「tonari」を導入した損保ジャパンのオフィス(出典:tonari)拡大画像表示
損保ジャパンでは、「tonariを通して、場所が離れていても同じ空間・時間が共有することで、離れて勤務することのデメリットを抑えられる」と考えている。距離が離れた多拠点間でも、社員が一体感を持って安心して業務に取り組める。
損害保険ジャパン / tonari / デジタルワークプレイス / 保険 / 金融 / SOMPOホールディングス
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