ネットワンパートナーズとNDSは2021年8月3日、非接触型の入退室システムの提供にあたって提携した。入退室システムは、ネットワンパートナーズの顔認証ソフトウェア「SAFR TM」と、NDSの入退室システム「TECS-V4」を組み合わせている。
ネットワンパートナーズは、生体認証技術を活用した物理セキュリティシステムをパートナー経由で提供している。NDSは、物理デバイスを活用した入退室システムの導入実績が豊富で、これまで約1万扉以上を手がけ、認証端末と制御システムを基盤から開発している。
2社は今回、入退室システムの認証連携技術と顔認証を交えた包括的な物理セキュリティシステムを提供するために協業する。ネットワンパートナーズの顔認証ソフトウェア「SAFR TM」と、NDSの入退室システム「TECS-V4」を組み合わせる。
顔認証ソフトウェアであるSAFR TMの特徴は、ディープラーニング(深層学習)の活用して認証精度を高めていることと、マスク着用時でも顔認証ができることである。入退室システムのTECS-V4の制御装置は、生体認証装置で取得した情報を照合し、電気錠やセキュリティゲートの開閉をコントロールする。
顔認証と入退室システムの連携により、非接触のウォークスルー認証を実現し、立ち止まることなく通行できる。