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[新製品・サービス]

ウイングアーク1st、事業者署名型の電子契約サービス「invoiceAgent WingSign」を提供

2021年8月18日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ウイングアーク1stは2021年8月18日、電子契約サービス「invoiceAgent WingSign」の提供を開始した。契約書の作成、確認、署名、保管管理を電子化してペーパーレスとハンコレスを促進する。企業間取引を電子化する製品群「invoiceAgent」の2つ目に相当する。サービスの利用にあたっては、文書管理クラウド「SPA Cloud」または帳票のWeb配信・郵送サービス「invoiceAgent TransPrint」が必要になる。

 ウイングアーク1stの「invoiceAgent WingSign」は、クラウド型電子契約サービスである。クラウド上で、契約書の作成、確認、署名、保管管理など、電子契約の全業務を遂行できる。事業者署名型のサービスで、承認者が承認して契約が成立したことに対して、ウイングアーク1stが電子署名を行い、タイムスタンプを付与する。印鑑の印影は自動生成機能を用いて設定できるほか、手書きや印影画像のアップロードにも対応している(図1)。

図1:電子契約サービス「invoiceAgent WingSign」の概要(出典:ウイングアーク1st)図1:電子契約サービス「invoiceAgent WingSign」の概要(出典:ウイングアーク1st)
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 使い方として、まず、invoiceAgent WingSignを導入した企業の担当者が契約書を作成して承認経路を設定する。次に、契約書への署名場所や契約手続きのリマインド設定などを行う。こうして設定した契約書を、承認者や取引先に配信する。

 そして、導入企業の承認者、取引先の担当者が受信フォルダから契約書を確認し、承認と押印を実施する。クラウド上での電子契約が成立したら、ウイングアーク1stが電子署名を行い、タイムスタンプを付与する。

 サービスの利用にあたっては、文書管理クラウド「SPA Cloud」または帳票のWeb配信・郵送サービス「invoiceAgent TransPrint」が必要になる。製品連携によって、契約書の保管や検索が行える。保管時には、バージョン管理、分類と仕分け、保管期間の設定などができる。検索時には、契約書名での検索、全文検索、文字、数字、日付、文書IDによる検索が行える。

 サービスの価格(税別)は、SPA CloudまたはinvoiceAgent TransPrintを契約していないユーザーの場合、初期費用が30万円で、月額6万5000円(50契約まで含む)。50契約を超える場合は、1契約あたり200円。SPA CloudまたはinvoiceAgent TransPrintを契約しているユーザーの場合、初期費用は不要で、月額1万5000円(50契約まで含む)。50契約を超える場合は、1契約あたり200円となっている。

 なお、invoiceAgent WingSignは、ウイングアーク1stの企業間取引を電子化する製品群「invoiceAgent」の2つ目に相当する(関連記事ウイングアーク1st、企業間取引を電子化する製品群「invoiceAgent」、文書電子化や電子契約など)。最初に提供した「invoiceAgent TrasPrint」は、2020年1月から提供する既存サービス「SVF TransPrint」のリブランドに当たる(関連記事PDF帳票をWeb配信・郵送できるサービス「SVF TransPrint」を強化、CSVで配信先を一括更新)。

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