野村総合研究所(NRI)およびNRIの国内グループ会社17社は、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を導入した。今回、グループの人脈情報の集約を目的に、オンライン名刺機能と合わせて活用する。Sansanが2021年10月19日に発表した。
NRIグループは、2014年に一部の現場部門でSansanの利用を開始しており、その後、グループ展開を進めてきた。今回、グループの人脈情報の集約を目的に、NRIとNRIの国内グループ会社17社にSansanを導入した。SansanとNRIグループの顧客管理システムとの連携も始めた。
「これまで手作業で処理してきた顧客企業の人物情報の名寄せを、Sansanで代替可能になる。挨拶状やイベント情報などを、最新の顧客情報をベースに案内したり、各種コンタクト情報との連携により、精度の高い人脈情報をグループ内で共有できるようになる」。
Sansanのオンライン名刺機能の利用も始めた。Web会議システムやメールを用いたオンラインコミュニケーションが中心になりつつある中、オンライン名刺機能が役立つとしている。
なお、Sansanは、法人向けのクラウド名刺管理サービスである。名刺をスキャナやスマートフォンアプリで読み取ることで、名刺情報をデータベース化する。各社員の人脈を企業内で管理・共有することを可能にする。