SCSKは2021年12月10日、業務テンプレート「atWill Template アフターサービス」を提供開始した。問い合わせや作業・修理管理などの機能によって、製品・サービスを販売した後の業務をサポートする。オンプレミスとクラウドサービスの両形態を提供する。必要に応じて、生産管理テンプレートなど他の業務テンプレートを組み合わせて利用できる。価格(税別)はカスタマイズや導入支援なしの場合で月額40万円から。
SCSKの「atWill Template アフターサービス」は、製品やサービスを販売した後の業務をサポートするテンプレートである(図1)。問い合わせや作業・修理管理で必須となる、ステータス管理、エスカレーション、作業報告書といった機能に加えて、Web問い合わせフォームや手書きサインの取り込みなど、現場の業務量軽減に役立つ機能を提供する。
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問い合わせ窓口担当者や作業担当者の負荷を軽減する。現状で抱えている悩みを改善する。例えば、「問い合わせ履歴が見つからず、問い合わせ内容の把握に時間がかかる」「作業依頼の進捗状況が分からない」「作業完了の検収を受けるために事業所に戻って報告書を記載しなければならない」「作業完了報告が手書きのため管理が大変」「作業完了報告書を送付するためにシステムへの入力作業が発生している」といった課題を解消する。
問い合わせや作業依頼に迅速に対応できることから課題を素早く解決でき、顧客の満足度が上がるとしている。修理や保守作業を通じて長期的に自社製品やブランドを利用してもらうことで、LTV(Life Time Value/顧客生涯価値)の向上にもつながるとしている。
なお、atWill Templateは、今回のアフターサービスだけでなく、各種の業務テンプレートを用意している。ユーザーは、自社に必要な機能テンプレートを選んで組み合わせて利用できる。例えば、生産管理テンプレートの「atWill Template 生産管理」とアフターサービスのテンプレートを組み合わせることで、生産管理からアフターサービスまで一貫して業務をカバーできる(図2)。
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