KDDIエボルバは2022年1月11日、米クアルトリクス(Qualtrics)の従業員エクスペリエンス管理ツール「Qualtrics EmployeeXM」を導入したと発表した。職場の実態の把握・分析に活用する。同ツールの導入を日本IBMが担当した。
KDDIエボルバは、従業員エクスペリエンス/従業員エンゲージメントの取り組みの一環で従業員満足度調査を毎年社内で実施している。「自社独自の問題点・改善点の可視化」「ベンチマーク比較」「集計・分析工数」「設問変化による定点観測と効果検証」などが狙いである。これらの課題を解決するため、米クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ツール「Qualtrics EmployeeXM」(画面1)を導入した。
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ツールの選定では、従業員の採用に関する調査結果をダッシュボード上で即時確認できる利便性をはじめ、改善課題とアクション案の表示機能、組織単位の設問項目、経年比較の容易さなどを評価した。
KDDIエボルバは、Qualtrics EmployeeXMを活用して、従業員エクスペリエンスの改善につながるアクションを実施する。よりよい従業員エクスペリエンスを実現可能な職場環境の実現に向けた取り組みを進めていく考えである。
同ツールの導入を日本IBMが担当した。人事データ・顧客データとの連携やAI活用による知見の獲得などについてコンサルティング段階から支援している。