不動産情報サービス会社のアットホームは2022年3月31日、加盟店が使う「ATBB 不動産業務総合支援サイト」の操作性を高めるため、Web画面上に操作ガイドを表示するSaaS「テックタッチ」(開発元:テックタッチ)を導入した。加盟店から操作に関して問い合わせが多かった2つの機能(ユーザー情報を修正する「自社マスター管理」と、物件情報から見積書を作成する「見積作成支援機能」)にナビゲーションを導入した。今後、他の機能にも利用範囲を広げる。
不動産情報サービス会社のアットホームは、加盟店が使う不動産情報サイト「ATBB(不動産業務総合支援サイト)」の操作性を高めるため、Web画面上に操作ガイドを表示するSaaS「テックタッチ」を導入した。操作ガイドによって入力を補佐し、操作ミスや入力ミスを抑止する。
テックタッチは、Webブラウザ画面上に、カーナビのようにリアルタイムに操作ガイドを表示するツール。専用のプラグインを導入したWebブラウザで操作ガイドを再生する仕組みである(画面1、関連記事:テックタッチ、操作ガイド「テックタッチ」を強化、クリック/セレクト操作やデータ入力を自動化)。
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ATBBは、アットホームの加盟店が利用する不動産情報サイトである。物件情報の登録、入手、公開、管理をはじめ、不動産の調査、成約事例の入手など、不動産における各種の業務をインターネット上で総合的に支援する・
オーナー側の不動産会社は、ATBBを介してリアルタイムに物件を登録、公開できるので、消費者側の不動産会社と消費者に対して素早く空室物件をアピール可能である。一方、自社で取り扱う物件を持たない不動産会社は、ATBBで検索することで、消費者の需要に合致した物件を紹介可能である。
今回、ATBBにテックタッチによる操作ナビゲーションを追加した。まずは、加盟店から操作に関して問い合わせが多かった、ユーザー情報を修正する「自社マスター管理」と、物件情報から見積書を作成する「見積作成支援機能」の2機能に導入した。