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花王、グローバルの管理会計情報をSAP Analytics Cloudで可視化、セルフサービスBIでタイムリーに意思決定

2022年5月24日(火)IT Leaders編集部

花王は、グローバルの管理会計情報を可視化するために「SAP Analytics Cloud」を導入し、セルフサービスBIによって意思決定を迅速化した。現在、経営層や各事業部の部長など約250人が、財務状況やセグメント別の売上状況などを随時可視化し、具体的なアクションにつなげている。データを可視化する工数も約90%削減した。SAPジャパンが2022年5月23日に発表した。

 花王は、グローバルの管理会計情報を可視化するためにSAP Analytics Cloudを導入し、セルフサービスBIによって意思決定を迅速化した。現在、経営層や各事業部の部長など約250人が、財務状況やセグメント別の売上状況などを随時可視化し、具体的なアクションにつなげている。データを可視化する工数も約90%削減した。セルフサービスBIの浸透により、会計財務担当者の当事者意識も高まった。

 日用品や化粧品などのグローバルメーカーである花王は、国内、欧州、アメリカ、アジアの各国拠点を持ち、100以上の国・地域に商品を提供している。同社の会計財務部門は、2000年代初頭からSAP ERPを導入し、現在はグローバルで約98%のグループ企業がSAP ERPを利用している。2018年には「SAP Central Finance」で会計情報を一元管理する、会計データ統合基盤(DWH)を構築した。

 一方、会計データの加工や可視化はしばらくExcelが中心だった。このため、タイムリーに経営状況を把握することが困難だった。そこで、経営状況の加工や可視化に加えて、市場競争力強化に向けて外部データも取り込み、財務比較、セグメント別比較などの実現を目指してBIツールの導入を検討し、SAP Analytics Cloudを採用した。

 SAP Analytics Cloudの導入プロジェクトは、会計財務部門主導の下、IT部門と連携して実施した。アビームコンサルティングがSAP Analytics Cloudの導入とデータの可視化、BIのセルフサービス化を支援した。

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