デロイト トーマツ コンサルティングは2022年6月2日、ローコード開発ツールを活用したレガシーマイグレーションサービスを開始すると発表した。OutSystemsジャパンと協業によって提供する。ローコード開発ツール「OutSystems」の導入と同ツールを用いたローコード開発を支援する。
デロイト トーマツ コンサルティングは、ローコード開発ツールを活用したレガシーマイグレーションサービスを開始する。ローコード開発ツール「OutSystems」の導入と同ツールを用いたローコード開発を支援する
(図1)。
図1:ローコード開発ツールを活用したレガシーマイグレーションサービスの概要(出典:デロイト トーマツ コンサルティング)
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同社によると、ウォーターフォール型開発や旧来のシステムの運用を続けてきた企業は、開発長期化とそれに伴う人的コストの増大、外部ベンダー任せで品質管理や開発プロセスが統一されないといった問題に直面しているという。そこで、ローコード開発ツールを用いたシステムのモダナイゼーションを提案している。
デロイト トーマツがグローバルで有するローコード開発の知見を基に、構想の策定からローコード開発の導入までを支援する。統制の取れた開発を可能にする専門組織(CoE:Center of Excellence)の立ち上げも支援し、ローコード開発の進め方についてはOutSystemsジャパンがサポートする。