Sansanは2022年8月4日、クラウド請求書受領サービス「Bill One」に、発行した請求書を郵送する機能を追加したと発表した。取引先に対する請求書の送付手段として、電子発行(アップロード/ダウンロード、メール送付)以外に郵送を選べるようにした。Bill Oneで指定した請求書の印刷、封入、投函を代行する。Sansanは、郵送代行サービスの提供にあたり、ネクスウェイと提携している。
Sansanの「Bill One」は、取引先が発行した請求書をオンラインで受領できるサービスである。請求書の受け取りとデータ化を代行する。AI-OCR(光学文字認識)とオペレーターによる文字入力を併用し、請求書の情報を99.9%の精度でデータ化するとしている(関連記事:Sansan、請求書の受け取りとデータ化を代行するクラウドサービス「Bill One」を発表)。
2022年2月には、受領だけでなく、請求書をクラウド上で発行可能な機能をオプションで追加した(関連記事:Sansan、請求書受領クラウド「Bill One」に電子請求書の発行・送付機能を順次追加)。同年7月には、Bill Oneの請求書発行機能を単体サービス化し、請求書の受領機能を契約することなく発行機能だけを契約できるようにした(関連記事:請求書受領クラウド「Bill One」の請求書発行オプションを単体サービス化、発行機能のみ契約可能に)。
今回、Bill Oneの請求書発行機能において、取引先への請求書の送付手段として、電子発行(アップロード/ダウンロード、メール送付)に加えて、郵送を選べるようにした。Bill One上で指定した請求書の印刷、封入、投函を代行する(図1)。
これにより、請求書の発行業務をオンラインで完結できるようになる。Sansanは、郵送代行サービスの提供にあたり、同サービスのオペレーションを担当するネクスウェイと提携した。