三菱電機インフォメーションネットワーク(MIND)は2022年8月4日、DaaS(Desktop as a Service)「CloudMinder WS」に、シンクライアント端末を月額制で提供する「シンクライアント端末月額利用サービス」を追加すると発表した。DaaS環境とシンクライアント端末をまとめて月額制で契約可能である。シンクライアント端末はノートPC型またはデスクトップPC型から選べる。
三菱電機インフォメーションネットワーク(MIND)の「CloudMinder WS」は、VDI(デスクトップ仮想化基盤)をクラウドサービスとして提供するDaaS(Desktop as a Service)である。MINDのデータセンターにPCリソースを置き、エンドユーザーがシンクライアント端末を用いて操作できるようにする。各ユーザーのシンクライアントからは、モバイルデータ通信や閉域網接続などを用いて安全なアクセスを可能になる。

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今回、オプションとして「シンクライアント端末月額利用サービス」を追加した。MINDが用意するノートPC型またはデスクトップPC型のシンクライアント端末を、運用サポート付きで月額制で利用できる。DaaSの導入にあたって端末を購入する必要がなく、初期費用を抑えられる(図1)。
シンクライアント端末は、MINDが初期設定を施したうえでエンドユーザーに直接配送でき、IT部門による配送作業が不要になる。端末の故障時には、CloudMinder WSのサポート窓口を通じて代用端末の配送と故障端末の回収を行う。代用端末は翌営業日までに発送するとしている。また、必要に応じて、PCのマスターイメージの個別作成、管理シール貼付、バッテリー交換、アクシデントに対するサポートなどに有料で対応する。