[新製品・サービス]

ERPと周辺クラウドサービスをAPI接続する「GRANDIT miraimil connect」

API連携基盤にJBアドバンスト・テクノロジーの「Qanat Universe」を利用

2022年9月16日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SIベンダー各社のコンソーシアム方式でERP「GRANDIT」とクラウドERP「GRANDIT miraimil」を提供するGRANDITは2022年9月15日、システム接続サービス「GRANDIT miraimil connect」を同年10月から提供すると発表した。ERPから各種の周辺クラウドサービスにAPIで接続・連携するための機能を提供する。サービスのベースに、JBアドバンスト・テクノロジーのクラウドAPI連携基盤「Qanat Universe」を用いる。

 GRANDITは、SIベンダー各社のコンソーシアム方式で、中小企業向けのオンプレミスERP「GRANDIT」とクラウドERP「GRANDIT miraimil」を提供している。経理、債権、債務、販売、調達在庫、経費、資産管理、人事、給与といった各種の基幹業務を組み合わせている。承認ワークフロー機能やBI(ビジネスインテリジェンス)機能も備える(関連記事GRANDIT、中小企業向けのクラウドERP「GRANDIT miraimil」を提供開始)。

 営業支援システムなどの周辺システムとデータ連携できるように、GRANDIT側にAPIを用意している。これにより、例えば、GRANDITとSalesforce.comのようなSFA(営業支援)を連携させるとき、それぞれにデータを入力することなくデータ連携が可能になる。また、両システムのデータを連携させるツール「GRANDIT for Salesforce」などもオプションで用意している(関連記事ERP新版「GRANDIT Ver.3.1」、データ連携APIを搭載、商品マスターなどの桁数も拡張)。

図1:GRANDIT miraimil connectの概要(出典:GRANDIT)
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 今回、この接続・連携を拡充するため、外部クラウドサービスとのAPI接続・連携を容易に行える新サービス「GRANDIT miraimil connect」を提供する(図1)。クラウドサービス接続を短期間で行えるという。サービスのベースとして、JBアドバンスト・テクノロジーが開発・運用するクラウドAPI連携基盤「Qanat Universe」を利用する。

 「企業の情報システムを効率的に活用するためにはシステム同士の連携が必要不可欠である。一方で、開発コストなど問題からシステム連携が進まず、効果を発揮できていないのが現状だ」(GRANDIT)。

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GRANDIT / API / ERP / SaaS / JBアドバンスト・テクノロジー / EAI

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