RevCommは2022年10月3日、オンライン商談/会議解析サービス「MiiTel for Zoom」の新機能として、商談で話した内容の文字起こし結果からキーワードを検索できるようにした。同サービスは、Web会議システムのZoomを用いた商談/会議内容をAIで解析し、話す速度、被り回数、沈黙回数などを定量的に評価することができる。
RevCommの「MiiTel for Zoom」はオンライン商談/会議解析サービスである。Web会議システム「Zoom」を用いたオンライン商談/会議を自動で録画し、AIで音声を文字起こしして内容を分析する（関連記事：Zoomでのオンライン商談内容をAIで解析─RevCommの「MiiTel for Zoom」）。
商談/会議内容の分析では、会話の速度、被り回数、沈黙回数などを定量評価する。また、商談の流れを把握し、確認したい場面を指定して再生できるように、「予算」や「ニーズ」や「時期」といったトピックを自動で判定する。
画面1：MiiTel for Zoomの検索画面（出典：RevComm）拡大画像表示
今回、新機能として、すべての文字起こし結果（音声認識結果）を対象に、キーワードを指定して検索できるようにした。これまでもタイトル、参加者名、タグ付けなどから商談を検索できていたが、今回、商談の中で話した内容を対象に検索できるようにした（画面1）。
合わせて、「会議ダッシュボード」（ベータ版）の機能を強化し、総計値だけでなく、トピック、応対メモ、キーワードごとの出現率も表示し、絞り込みも可能になった。
「今回の機能強化は、振り返るべき商談を効率よく検索したい／Web会議全体の傾向を掴みたいといったリクエストを受けて追加した。今後も、ユーザー単位で集計する機能をダッシュボードに追加するなど機能を拡充していく」（RevComm）
