[新製品・サービス]
Salesforce画面から顧客にSMSを発信できる「KDDI Message Cast for Salesforce」
2022年11月30日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
KDDIとSupershipは2022年11月30日、Salesforce向けSMS配信サービス「KDDI Message Cast for Salesforce」を発表した。Salesforceに登録済みの顧客に対してSMSを配信可能なサービスである。
KDDIとSupershipが提供する「KDDI Message Cast for Salesforce」は、Salesforceに登録してある顧客に対して、SMS(ショートメッセージサービス)を配信可能なサービスである。Salesforceの画面上で、SMSの配信と、開封確認データの取得が可能である(図1)。
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Salesforceを利用している企業は、Salesforceのアプリケーション流通基盤であるAppExchangeから同サービスをインストールして使う。基本設定だけで利用が可能としている。Salesforceのアプリケーションとして動くため、新たに環境構築のための費用が発生することはない。
なお、要素技術として、KDDIとSupershipが2021年4月1日から提供しているSMS送信サービス「KDDI Message Cast」を使う。今回、同サービスをSalesforceから利用するためのアプリケーションをリリースした形である。
なお、SMSの特徴は、他のメッセージ伝達手段と比べて、メッセージの到達率と開封率が高いこと。携帯電話の契約者に対して直接メッセージを送信可能で、アプリケーションを別途インストールすることなく、キャリアや機種を問わず共通して使える。2段階認証の手段や通知手段として広く使われている。