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ローコード開発ツール「SPIRAL ver.2」で、メンテナンス用のPHPスクリプトをスケジュール実行可能に

2022年12月9日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

パイプドビッツは2022年12月7日、ローコード開発ツール「SPIRAL ver.2」のバージョン2.22ベータ版をリリースした。製品版は2023年1月24日から提供する。新版では、ユーザーが用意したメンテナンス用のPHPスクリプトをスケジュール実行可能にしたほか、Webアプリケーションを開発する際に、マウス操作のみで開発可能な範囲を拡大した。

 パイプドビッツの「SPIRAL ver.2」は、会員管理やメール配信といった名簿ベースの業務アプリケーションをローコードで開発可能な、クラウド型のアプリケーション開発基盤である(関連記事ローコード開発ツール「SPIRAL」新版、画像やCSSなどを管理画面からアップロードしてサイトを制作可能に)。

 WebアプリケーションやWebサイトの運営に必要なソフトウェア部品を揃えている。プログラミング知識がなくても、マウス操作でアプリケーションを作成できるとしている。会員サイトで必要になるログインフォームやパスワード再登録フォームも生成可能である。

 新版では、スケジュール実行機能で実行可能な対象にPHPスクリプトを追加した。PHPスクリプトを別途用意してスケジュールに組み込むことで、メンテナンス機能などを容易に組み込めるようになった。例えば、毎日のデータ集計、外部システムとのデータ連携、一定期間経過したデータの更新や削除、15分に1回の社内用チャット通知などの各種作業を自動化可能である。

 新版ではまた、Webアプリケーションを開発する際に、マウス操作のみで開発可能な範囲を拡大した。フォームの動的作成や複数データベースの参照など、これまでHTMLの編集やプログラムの開発によって実現していたWebアプリケーションを、ノーコードで開発可能にした。

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SPIRAL / ローコード / EC / CMS / PHP / スパイラル

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