[事例ニュース]
池下設計、チャットボットで総務部門への社内問い合わせ対応を自動化
2023年1月26日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三
池下設計(本社:東京都杉並区)は、チャットボットを導入し、「総務Bot」として運用を始めた。顧客先に常駐している社員から総務部門への問い合わせ対応をチャットボット「mitocoアシスタント」で自動化した。利用開始から2カ月弱で、500件の問い合わせに対して正答率89%で応対している。mitoco アシスタントを提供するテラスカイが2023年1月25日に発表した。
建築設計事務所の池下設計は、チャットボットを導入し、「総務Bot」として運用を始めた。顧客先に常駐している社員から総務部門への問い合わせ対応をチャットボット「mitocoアシスタント」で自動化した。利用開始から2カ月弱で、500件の問い合わせに対して正答率89%で応対している(画面1)。
画面1:「mitocoアシスタント」の画面(出典:テラスカイ)拡大画像表示
池下設計は、建築施工図を主体とした生産設計技術とCAD技術を提供している会社である。社員約700人のうち約540人が、全国の建設現場や建設会社のプロジェクト室に常駐している。常駐型の勤務体系であることから、社内での手続き方法や関連資料の保管場所の周知徹底が行えていない課題があったという。
総務部門に対して定型的な問い合わせが多発していたことから、総務部門の本来の役割が十分に果たせないという課題があった。この問題を解決するためにmitocoアシスタントを導入。社員の定型的な問い合わせを自動化し、総務部門の業務を効率化した。
mitocoアシスタントでは、Q&A(よくある質問と回答)をExcelで簡単に登録できる。IT知識を持たない現場部門のユーザーでも、Q&A登録などの運用が容易である。
今後は、総務Botに加えて、現場社員のナレッジやノウハウを集約する「技術Bot」を作成して運用していく予定である。技術Botにより、社内に散逸するナレッジを一元化して充実させる。現場社員間で知見やノウハウを共有することで、業務の品質向上に期待しているという。
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