[事例ニュース]

濃飛倉庫運輸、ローコード開発ツール「WebPerformer」で内製開発期間を3分の1に

すでに約50のWebアプリケーションをローコードで開発

2023年2月7日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

濃飛倉庫運輸(本社:岐阜県岐阜市)は、内製開発を効率化するため、キヤノンITソリューションズのローコード開発ツール「WebPerformer」を導入した。同ツールの活用により、1システムあたりの開発期間を約3分の1に、出庫依頼から出荷までに要する期間を1倉庫あたり1日3~4時間に短縮した。キヤノンITソリューションズが2023年2月7日に発表した。

 岐阜県岐阜市の物流会社である濃飛倉庫運輸は、内製開発を効率化するため、キヤノンITソリューションズのローコード開発ツール「WebPerformer」を導入した。同ツールの活用により、1システムあたりの開発期間を約3分の1に、出庫依頼から出荷までに要する期間を1倉庫あたり1日3~4時間に短縮した。また、開発に携わる人材育成にかかる期間も短くできているという。

 同社ではこれまで基幹システムに関連したWebアプリケーションをスクラッチで開発していた。近年、システム開発の頻度が上がり、納期の短期化が求められるようになり、これまでの開発スタイルでは要件に応えられないという課題を抱えていた。

 WebPerformerのトライアル利用は、それまでの開発手法と比べて開発工数を50%削減し導入に踏み切った。今回の発表時点で同社が内製開発したWebアプリケーションの数は約50に上るという。

 WebPerformerは、Javaアプリケーションサーバー上で稼働するWebアプリケーションをプログラミングレスで開発するためのローコード開発ツール。データベースのスキーマ情報、業務フロー、画面情報を定義することでJavaのソースコードを自動生成する(関連記事キヤノンITS、ローコード開発ツール「WebPerformer V2.5」、UIエディタで業務部門みずから画面設計)。

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