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クニエ、サプライチェーンの可視化/再設計を支援するコンサルティングを提供

供給コスト/途絶リスク/GHG/ESGの4つの観点から課題を抽出

2023年2月9日(木)IT Leaders編集部

クニエは2023年2月8日、ITコンサルティングサービス「サプライチェーンネットワーク・リデザイン」を提供開始した。現状のサプライチェーンを可視化したうえで、課題を供給コスト/途絶リスク/GHG/ESGの4つの観点から抽出し、これらを勘案したサプライチェーンの再設計を支援する。可視化や最適化シミュレーションには、オランダAIMMSの「Supply Chain Network Design」アプリケーションを活用する。サービスの提供期間は約3カ月で、価格(税別)は480万円から(規模により個別見積もり)。

 クニエの「サプライチェーンネットワーク・リデザイン」は、サプライチェーンの可視化/再設計を支援するITコンサルティングサービスである。現状のサプライチェーンネットワークを可視化し、サプライチェーン上の課題を、供給コスト、途絶リスク、GHG(温室効果ガス)/ESG(環境・社会・ガバナンス)の4つの観点から抽出し、それらを総合的に勘案したサプライチェーンネットワークの再設計を支援する(図1)。

図1:サプライチェーン途絶リスクの評価イメージ(出典:クニエ)
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  サプライチェーンの可視化/最適化シミュレーションでは、オランダAIMMS(エイムス)の「Supply Chain Network Design」アプリケーションを活用する。以下の3つのステップでサービスを提供する。

  1. As-Isサプライチェーンネットワーク可視化
    現状のサプライチェーンネットワークを構成する要素を「構造」「制約」「費用」の観点から抽出し、デジタル上でモデリング・可視化する
  2. As-Isサプライチェーンネットワーク課題抽出・評価
    供給コストやサプライチェーン途絶リスク、GHG、ESGの4つの観点で、現状のサプライチェーンネットワークにおける課題を抽出し、評価する
  3. To-Beサプライチェーンネットワーク案検討・評価
    供給コストや、サプライチェーン途絶リスク、GHG、ESGの4つの観点を総合的に勘案し、シミュレーションしながら、将来のサプライチェーンネットワーク案(利益最大化・途絶リスク極小化など)を検討・評価する

 「従来のサプライチェーン管理(SCM)は、サプライヤーや工場、物流ルート、販売倉庫などのサプライチェーンネットワークが変わることがない/大きく変える必要はないという前提に立ち、サプライチェーン上を流れるモノの生産や物流の無駄を極力排除することを目的にしてきた。近年では、サプライチェーン全体でサステナビリティへの配慮が求められるなど、サプライチェーンネットワークそのものを再設計する必要性が高まっている」(クニエ)

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クニエ / サプライチェーン / SCM / ITコンサルティング / ESG / S&OP / ガバナンス

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