[新製品・サービス]
rinna、リアルなCGアバターが発話/動作するバーチャルヒューマン動画作成サービスを提供
2023年3月13日(月)IT Leaders編集部
AIキャラクターサービスを研究・開発・提供するrinna(りんな)は2023年3月10日、バーチャルヒューマン動画作成サービスを提供開始した。モデルとなる人物を基に専用スタジオで作成したバーチャルヒューマンに、専用の動画作成ツールにテキスト原稿を読み込ませると、リアルな人物のCGアバターが発話/動作するプレゼンテーション動画を作成できる。動画広告、セミナーなどに、個人・商用問わずに利用可能である。
rinnaは、バーチャルヒューマン動画の作成サービスを提供開始した。事前に作成・収録した人物のリアルな3Dアバターが自然に動きながら発話/動作する動画の作成サービスである。動画広告、セミナーなど、個人・商用問わずに利用可能である(画面1)。
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人物を精緻に模したCGモデルの動作を実現する、rinnaのバーチャルヒューマン技術を活用する。モデルとなる人物を専用スタジオで撮影し、音声を録音してキャラクターデータとする。このデータを基に、感情に則った自然なイントネーションによる発話、発話時の動作、表情の変化をリアルタイムに表現するバーチャルヒューマンを作成する。
作成したバーチャルヒューマンに、専用の動画作成ツールを使ってテキスト原稿を読み込ませると、希望するシチュエーションに沿ってリアルな人物のCGアバターが動作し発話/動作するプレゼンテーション動画を作成できる。ユーザー側で特別な機器や知識・スキルは不要である。
日本語以外の言語に対応する(日・英・中のUIを用意。動画音声は日・英・中を含めた142言語への変換が個別対応で可能)。将来的には、2D/3Dキャラクターモデルを使えるようにするほか、スクリプトの自動生成機能、音声会話機能を追加することを検討している。