バンダイナムコホールディングスは、クラウド名刺管理サービス「Sansan」をグループ全43社/約8000人に導入した。全43社の取引先情報や人脈情報を、Sansan上で一元管理し、属人化しやすい新規取引先の適正判断を自動化する。Sansanが2023年3月15日に発表した。
バンダイナムコHDは、クラウド名刺管理サービス「Sansan」をグループ全43社/約8000人に導入した。全43社の取引先情報や人脈情報をSansan上で一元管理し、属人化しやすい新規取引先の適正判断を自動化する。
これまではグループ各社または部門ごとに取引先情報を管理していたが、導入により、グループを横断した取引先データベースを構築できる。各社が名刺やメール署名から得た接点情報や、新規・既存を含めた取引先情報を一元的に管理できるようになる。また、各社の活動が可視化され、経営上のリスクを早期に発見できるようになる。
加えて、内部統制とガバナンス強化に取り組む。新規取引先のコンプライアンスチェックや不正な経費利用の確認など、手作業では多くの工数がかかる作業を自動化する。各社の担当者による属人的な判断に頼ることなく、統一基準で新規取引先の適正状況を判断でき、リスクマネジメントが向上する。さらに、業務の自動化と効率化により、対策や再発防止策の検討に時間を費やせるようになる。