NECネッツエスアイは2023年7月7日、クラウド型ヘルプデスク/コンタクトセンターサービス「Zoom Contact Center」(開発元:米Zoom Video Communications)を販売すると発表した。エンドユーザーや顧客からの問い合わせに対して、音声通話だけでなくWeb画面を介したチャットやビデオ通話/画面共有などを使った対応が行える。販売目標として、2023年度中に100社、2025年度までに累計1000社を掲げる。
NECネッツエスアイが販売を開始した「Zoom Contact Center」(米Zoom Video Communicationsが開発・提供)は、クラウド型ヘルプデスク/コンタクトセンターサービスである。エンドユーザーや顧客からの問い合わせに対して、音声通話だけでなく、Web画面を介したチャットやビデオ通話/画面共有などを使った対応が行える。
ビデオ映像や画面共有によって、エンドユーザーや顧客からの問い合わせ内容を、正確かつ迅速に共有可能になる。これにより、問題を解決するまでの時間が短くなる。AIチャットボットを活用したセルフサービス窓口機能「Zoom Virtual Agent」も提供開始予定である。
CRM(顧客関係管理)アプリケーションや顧客データベースと連携可能である。問い合わせ窓口としてZoom Contact Centerを使いつつ、バックヤードにZoom PhoneなどのクラウドPBXサービスを使うといった組み合わせも可能である。
同社は、ライセンスの販売に加えてSIサービスも提供する。Zoom Contact Centerを用いたコンタクトセンター業務の効率化の提案から構築、サポートまでを一貫して提供する。なお、同社は、社内のITヘルプデスクの用途でZoom Contact Centerを利用している。