一般社団法人ノーコード推進協会(NCPA)は2023年11月27日、ITスキル認定制度「NCPA認定ノーコードパスポート」を発表した。2024年1月から開始する。目的について同協会は「ノーコード人材の育成を促進し、ノーコードの適切な理解を広げる」としている。認定講座を受講したうえで認定試験に合格することで得られる。なお、NCPAは同年11月1日付で一般社団法人化した。
一般社団法人ノーコード推進協会(NCPA)は、ノーコード開発スキル認定制度「NCPA認定ノーコードパスポート」を2024年1月に開始する。資格は、認定講座を受講したうえで認定試験に合格することで得られる(図1)。
図1:ノーコード開発スキル認定制度「NCPA認定ノーコードパスポート」で定める3つのスキルレベル(出典:一般社団法人ノーコード推進協会) NCPAは、ノーコード開発を支持する企業や団体が集結して2022年9月1日に発足した。現在では140超の企業や自治体、各種団体が参加している。2023年11月1日付で一般社団法人化した(関連記事:「ノーコード推進協会」が発足、定期セミナーの開催などでノーコード開発の普及を促進。
今回、個人がノーコード開発を学ぶ仕組みや制度が整備されていないことを受け、ノーコード開発スキルの標準を整備し、認定制度を立ち上げた。「ノーコードの知識を習得するだけでなく、ノーコードの効果を最大限に発揮できる人材の育成に寄与する」(NCPA)としている。
ノーコードパスポートにおける「ノーコードスキル標準」は、特定のノーコードツールに合わせたものではなく、汎用的なスキルレベルを定義している。ITスキルやコミュニケーションスキルなど、ノーコードツールを活用して業務変革を実現するために必要な要素をまとめた「ノーコードスキル要素」と、ノーコード開発ツールの習熟度を示す「ノーコードスキルレベル」の掛け合わせからなる(図2)。
図2:ノーコード人材を定義する「ノーコードスキル標準」の概要(出典:一般社団法人ノーコード推進協会)拡大画像表示
ノーコードパスポートは、ノーコード開発のスキルレベルに合わせて、3段階の資格で構成する。2024年1月に「NCPA認定ノーコードパスポート サファイア」(表1)を開始し、その後「同 エメラルド」と「同 ダイヤモンド」を開始する。
| 名称 | NCPA認定ノーコードパスポート サファイア |
| 認定要件 |
以下の3つの要件をすべて満たすこと
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| 受験費用(税別) | 5000円 |
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