エクサウィザーズは2024年8月13日、NTTグループの大規模言語モデル「tsuzumi」を用いたAIシステムパッケージを開発し、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と共同でユーザー企業に提供・導入支援を行うと発表した。RAG(検索拡張生成)構成のAIシステムテンプレート「RAGOps」とtsuzumiを組み合わせたAIシステムについて、すでに複数のユーザー企業にSIを共同提供済みである。
エクサウィザーズは、生成AIアプリケーション開発ツール「exaBase Studio」(図1)を提供している。2024年5月からは、社内文書などをナレッジにしてAIが回答を生成するRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)構成のAIシステムを構築・運用するためのテンプレート「RAGOps」を提供している(関連記事:エクサウィザーズ、生成AIの回答品質を自社の運用で継続的に改善する「RAGOps」)。
図1:exaBase Studioの構成要素(出典:エクサウィザーズ)拡大画像表示
RAGOpsの特徴として、生成AIの回答品質を運用で継続的に改善する仕組みを備えている。ユーザーが回答に満足しなかった際に、オペレーターによる手動の回答を促し、手動回答をデータベースに蓄積して次回以降の検索対象に加える。日々の運用によってRAGが参照するデータが充実していくことで、回答精度が向上する。
今回、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と共同で、社内の問い合わせ対応など、従業員満足度を高めるAIシステムを、ユーザー企業に提供・導入支援する取り組みを発表した。
協業体制の下で、RAGOpsとNTTグループの大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi」を組み合わせたAIシステムパッケージを開発。業務における問い合わせへの回答精度において目標を達成しているという。すでに、複数のユーザー企業に提供済みである。また、同パッケージの開発と並行して、exaBase Studioからtsuzumiへの問い合わせが安定的に利用できるように、接続・動作の検証を実施している。
両社は今後、こうしたAIシステムパッケージを複数の用途向けに開発し、両社のユーザーに提供していく予定。また、exaBase Studio以外の生成AI製品についても、NTT Comのユーザーへの提供やtsuzumiとの連携などを進めていく。
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