[新製品・サービス]
アシスト、ファイル転送ソフト「HULFT」を24時間体制でサポート、2025年1月から
2024年10月1日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三
アシストは2024年10月1日、セゾンテクノロジーのファイル転送ソフトウェア「HULFT」の24時間365日サポートサービスを2025年1月6日より提供開始すると発表した。これにより、アシストが24時間対応サポートを提供する製品・サービスは、Oracle Database、PostgreSQL、JP1など8製品になる。Oracle DatabaseやJP1とHULFTを連携利用するケースでは、利用製品の24時間対応のサポート窓口をアシストに一本化できる。
アシストは、セゾンテクノロジーのファイル転送ソフトウェア「HULFT」(図1)の24時間365日サポートサービスを2025年1月6日より提供開始する。
図1:販売会社で「HULFT」を用いたデータ連携例(出典:セゾンテクノロジー)拡大画像表示
通常のサポートサービスは平日9時~17時。24時間対応サポートサービスでは、業務を継続できない緊急事態が発生した場合、問い合わせに常時対応する。問題が解決するまで、あるいは問題解決に相当する回避策が提供されるまでサポートするとしている。
業務を継続できない事態の例としてアシストは、「データの破壊」「重要な機能が動作しないために業務が継続できない」「システムのハングアップ状態が続いているために応答に重大な遅延が発生する」「システムが破壊される。何度か再起動した後も破壊された状態が継続する」といったケースを挙げる。
HULFTは、TCP/IPプロトコルを用いたファイル転送をベースに、業務システム間のデータ連携を担うミドルウェア。「24時間365日安定稼働が必要なミッションクリティカルなシステムや関連システムのデータ連携で利用されている。こうしたシステム間でデータ連携にトラブルが発生すると、ビジネスに及ぼす影響も大きくなる」(アシスト)。
24時間365日サポートの対象となるのは、「HULFT8」「HULFT-HUB Ver3」「HULFT Manager」の3バージョン。次期バージョン「HULFT10」についても24時間365日サポートの対象となる予定(関連記事:10年ぶりメジャーバージョンアップのファイル転送ミドルウェア「HULFT10」、コンテナ/CLI版を追加)。
参考料金(税込み)は、「HULFT8 Linux Enterprise」のサポートサービス1年パックの場合、通常サポートサービスが年間9万8000円、24時間365日サポートサービスが年間19万6000円。
なお、アシストが24時間対応サポートを提供する製品・サービスは、HULFTが加わったことで以下の8製品となる。
- Amazon Web Service
- JP1
- Oracle Database
- Oracle WebLogic Server
- Oracle Cloud
- Exadata Cloud at Customer
- EDB製品
- PostgreSQL
Oracle DatabaseやJP1とHULFTを連携利用するケースでは、利用製品の24時間対応のサポート窓口をアシストに一本化できる。「問題発生時の切り分けなどを含め、迅速に対応できるようになり、システムのダウンタイムを最小限に抑えられる」(同社)としている。
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