資生堂ジャパン(本社:東京都港区)は2025年9月29日、店頭の接客担当者が情報検索に使う端末「ビューティー・タブレット(B-TAB)」において、生成AIを活用したチャットボットを使い始めたと発表した。トライアル期間を経て2025年7月から本稼働している。
資生堂ジャパンは、店頭の接客担当者が情報検索に使う端末「ビューティー・タブレット(B-TAB)」において、生成AIを活用したチャットボットを使い始めた。トライアル期間を経て2025年7月から本稼働している(写真1)。

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導入の目的について同社は、「化粧品の選択や購入においては、パーソナルな情報や美容体験、質の高いサービスが求められる」と説明。接客時の情報検索に生成AIチャットボットを取り入れることで、顧客のニーズに合わせた応対を実現するとしている。
B-TAB上で使えるAIチャットボットの特徴は、商品・ブランド・プロモーション情報を、自然言語で検索可能なこと。これまで営業担当や内勤スタッフに問い合わせをしていた情報も、チャットボットを介して取得可能になった。
チャットボットには、アクセンチュアの「Accenture AI Powered Back Office」を使っている。