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インサイトテクノロジー、「Insight Inspector」を提供、DB監査/ID管理ツールとの連携で不正アクセスを検知
2025年10月6日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三
インサイトテクノロジーは2025年9月30日、不正アクセス検知ツール「Insight Inspector」を提供開始した。同社のデータベース監査ツール「Insight PISO」の監査ログと、NTTテクノクロスの特権アクセス管理ツール「iDoperation」の作業申請ログを定期的に自動で突合し、不正アクセスを検知する。同社はInsight Inspectorの提供に合わせて、iDoperationの販売を開始した。
インサイトテクノロジーの「Insight Inspector」は、内部/外部からの不正アクセスを検知し、データセキュリティ対策を強化するログ検査ソフトウェアである。同社のデータベース監査ツール「Insight PISO」の監査ログと、NTTテクノクロスの特権アクセス管理ツール「iDoperation」の作業申請ログを、Insight Inspectorが定期的に自動で突合し、不正アクセスを検知する(図1)。
なお、インサイトテクノロジーはInsight Inspectorの提供に合わせて、iDoperationの販売を開始した(関連記事:データベース監査「Insight PISO」新版、Azure SQL Databaseの監査ログを取得可能に/NTTテクノクロス、特権ID管理ツールにSaaS版「iDoperation Cloud」を追加)。

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操作ログを目視で確認する場合、作業負荷や人的ミスの発生が避けられない。3つのツールを組み合わせることで、未申請ユーザーのデータアクセスや異常なアクセスを検知し、情報流出の兆候の早期把握、迅速な対処が可能になるとしている。企業内の全データへのアクセス状況が日ごとに可視化されるため、監査担当者の作業負荷軽減も減らせる。