[新製品・サービス]
キヤノンITS、ファクスサーバー新版「ライトニングFAX Ver.6.03」、ファクス文書のメール送信が可能に
2025年12月23日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2025年12月23日、ファクスサーバーソフトウェア新版「ライトニングFAX Ver.6.03」を発表した。2026年1月5日から提供する。新版では、他システムとの連携不要で同ソフトから直接メール送信できる機能がオプションで加わった。価格(税別)は17万円から。
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)の「ライトニングFAX」は、ファクスの送受信をITシステムで行えるようにするファクスサーバーソフトウェアである。販売管理システムと連携して発注書などを自動送信したり、受信したファクス文書を文書管理システムやAI-OCRと連携して処理したりといったことが可能になる。
ファクス回線で受信した文書をデジタルのファイル文書に変換する機能と、デジタルのファイル文書を変換してファクス回線で送信する機能を共に備える。ファクス回線との接続は、ファクスモデムや複合機、ファクスサーバーサービスなどを使う(図1)。
図1:ファクスサーバーソフトウェア「ライトニングFAX」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)拡大画像表示
新版の「Ver.6.03」では、他システムとの連携不要で、ライトニングFAXから直接メール送信できる機能がオプションで加わった。メールでの受信を希望する取引先に対して、以前よりも容易に文書を送信できるようになる。
また、帳票内にテキストで埋め込まれたあて先ファクス番号を自動で読み取ってファクスを送信する機能を標準機能として追加した。これまでは、同様の処理を行うのに、他システムと連携する自動処理スクリプトを作成・実行する必要があった。
キヤノンITSは、ライトニングFAXの現行メジャーバージョン「Ver.6」を2016年5月にリリース。2018年7月の「Ver.6.01」では、オープンテキストのメール添付型ファクスサービス「OpenText Fax2Mail」との連携機能を追加している(関連記事:キヤノンITS、ファクスサーバー新版「ライトニングFAX Ver.6.01」、ファクスをクラウド経由で送受信)。
2022年7月の「Ver.6.02」では、「SharePoint Online」のクラウドストレージをファクスの保管先にできるようになった(関連記事:キヤノンITS、ファクスサーバー新版「ライトニングFAX Ver.6.02」、送受信のための出社を不要に)。
価格(税別)は、ライトニングFAX本体が17万円からで、利用規模に応じて変わる。オプションのメール送信機能が35万円。
キヤノンITソリューションズ / ファクス / 文書管理 / メール / 複合機
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