パナソニック コミュニケーションズは2009年9月7日、同社製のIP音声会議ホン用のPCアプリケーションソフトとして、ネットワークカメラ連動によるビデオ会議などに利用できる「IP会議ホンマネージャー」(品番:KX-NCS7101N)を9月17日から発売することを発表した。希望小売価格は、2万9,715円(税込み)。
同社製のIP音声会議ホン「KX-NT700N」は、IP回線を利用して遠隔地どうしを接続し、全二重での双方向通話や、背景雑音をカットしたクリアな音声での会議を可能にする音声会議ホン。「グッドデザイン賞」(2007年)など、3つの賞を受賞している。
今回発売される「IP会議ホンマネージャー」(KX-NCS7101N)は、KX-NT700N専用のPCアプリケーションソフト。同社製のネットワークカメラを連動させることで、会議ホンどうしの通話と同時に同製品の「ビデオ会議画面」が起動し、それぞれのネットワークカメラ映像が表示される。それにより、音声と映像による遠隔地との会議を進められるようになる。カメラ操作も、同じ画面上で行うことが可能。
同製品にはまた、マイクロソフトのExcelやPowerPointなどのアプリケーションソフトを双方のPCの画面上で共有する「アプリケーション共有」機能や、遠隔地どうしで双方向にテキストや図形などを書き込める「ホワイトボード」機能が含まれている。
さらに、同製品をインストールしたPCとIP音声会議ホン「KX-NT700N」との連携により、会議ホンに登録した電話帳に加え、PC内のMicrosoft Outlookに登録した電話帳もまとめて利用できる。ほかに、会議ホン本体の操作パネルでの操作をPC画面上でも実行できる機能など。対応OSは、Microsoft Windows XPの全エディション。
同社は今後、IP音声会議ホンやネットワークカメラを活用し遠隔地どうしの会議を手軽に実現可能にする製品として、出張経費の削減や業務効率の向上などもあわせて提案していく。
音声会議ホンの製品情報ページ
http://panasonic.biz/netsys/kaigiphone/lineup/nt700n.html
パナソニック コミュニケーションズ
http://panasonic.co.jp/pcc/