[新製品・サービス]

サイボウズ総研、マイクロソフトと協業し、スケジュール連携ソフトを提供

2010年1月29日(金)

2010年1月28日、サイボウズ総合研究所(以下、サイボウズ総研)は、マイクロソフトとの協業により、「Microsoft Dynamics CRM」と「サイボウズ ガルーン 2」のスケジュール情報を双方向に同期する「サイボウズ ガルーン スケジュールSYNC for Dynamics CRM(以下、ガルーン スケジュールSYNC for Dynamics CRM)」の提供を開始すると発表した。

サイボウズ総研の親会社であるサイボウズとマイクロソフトは、2009年9月にグループウェア製品の開発・提供において業務提携を行うことを発表し、その第1弾として、Microsoft Office SharePoint Serverを開発プラットフォームとした新しいグループウェア製品の開発・販売において協業している。今回は、提携の第2弾として、2009年2月にサイボウズが新たに立ち上げたサイボウズ製品のシステムインテグレーション事業とマイクロソフトのCRM製品である「Microsoft Dynamics CRM」において協業する。

「Microsoft Dynamics CRM(以下、Dynamics CRM)」は、ファーストコンタクトから商談、アフターサービスに至るまで、顧客の全体像を把握できる包括的なCRMソリューションである。Dynamics CRMは、Microsoft Office製品と連携した操作が可能なため、使い慣れた直観的な作業環境でCRMソリューションを活用することができる。

「サイボウズ ガルーン 2(以下、ガルーン 2)」は、Webブラウザとネットワーク環境があれば、簡単に社員のスケジュール管理や業務連絡を行うことのできるビジネス用ソフトウェアである。中小規模向けグループウェア「サイボウズ Office 8」の使いやすさを維持し、スケーラビリティ、管理機能、APIによる拡張性を充実させ、1万人規模の大企業にも対応したエンタープライズ グループウェアである。

そして今回提供される「ガルーン スケジュールSYNC for Dynamics CRM」により、「Dynamics CRM」と「ガルーン 2」のスケジュール情報を、Microsoft SQL Server 2008を介して、双方向で同期させることが可能となる。ユーザーは、スケジュールの重複入力の手間を省き、業務の効率化を図ることができる。また、Active Directoryによるユーザーの一元管理や、統合Windows認証によるシングルサインオンなどにより、両製品のシステム管理を効率的に行うことができるようになる。

「ガルーンスケジュールSYNC for Dynamics CRM」の開発は、マイクロソフトの技術支援の下で、サイボウズ総研が行う。Dynamics CRM側の開発は、Dynamics CRM取扱いパートナーであるメトロ社が行う。製品は、サイボウズ総研が販売元となり、Dynamics CRMの販売パートナーおよびサイボウズ製品の販売パートナーを経由して提供する。サイボウズ総研では、パートナーへの支援窓口の開設と顧客への導入支援メニューを設け、マイクロソフトおよびメトロと共同で導入・サポートを行う。

「ガルーンスケジュールSYNC for Dynamics CRM」の基本パックの販売価格は、110万円(50ユーザー含む)。
ライセンスは、連携に必要なユーザー数が必要である。
発売予定は、2010年4月1日。

なお、今後両社では、クラウド/SaaS分野においても、互いに市場の開拓に協力していくとしている。


「サイボウズ ガルーン 2」
http://g.cybozu.co.jp/

「Dynamics CRM」
http://www.microsoft.com/japan/dynamics/crm/default.mspx

サイボウズ総合研究所
http://cybozu-ri.co.jp/

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/ja/jp

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