NTTデータと同社グループのコンサルティング会社であるクニエは2010年7月5日、独SAP製アプリケーションの監視ソリューションを発表した。NTTデータが開発したオープンソースの統合運用管理ソフト「Hinemos(ヒネモス)」を用いて、SAP製品で構築したシステム全体を統合監視する。ハードウェアからネットワーク、アプリケーションまでをHinemosで監視・管理することで、システムのTCO(総所有コスト)を5年間で76%削減できると試算している。
NTTデータと同社グループのコンサルティング会社であるクニエは、独SAP製アプリケーションの監視ソリューションを発表した。NTTデータが開発したオープンソースの統合運用管理ソフト「Hinemos(ヒネモス)」を用いて、SAP製品で構築したシステム全体を統合監視する。
ハードウェアからネットワーク、アプリケーションまでをHinemosで監視・管理することで、システムのTCO(総所有コスト)を5年間で76%削減できると試算している。
「SAP製品の統合監視ソリューション」は、SAPのミドルウェア「NetWeaver」上で動作するアプリケーションをHinemosで監視する。SAPアプリケーションのプロセスやバッファはもちろん、データベースリソースやディスクの状態も管理する。応答時間やプロセスの待ち時間など性能面の監視や、システムログや監査ログの管理も実行する。
提供会社はクニエ。NTTデータはクニエとパートナー契約を結び、ソリューション開発の面でクニエを支援していく。 (栗原)