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NTTデータとクニエ、オープンソースの「Hinemos」でプロセスからログまでSAP基幹系を統合監視

2010年8月27日(金)栗原 雅(IT Leaders編集部)

NTTデータと同社グループのコンサルティング会社であるクニエは2010年7月5日、独SAP製アプリケーションの監視ソリューションを発表した。NTTデータが開発したオープンソースの統合運用管理ソフト「Hinemos(ヒネモス)」を用いて、SAP製品で構築したシステム全体を統合監視する。ハードウェアからネットワーク、アプリケーションまでをHinemosで監視・管理することで、システムのTCO(総所有コスト)を5年間で76%削減できると試算している。

 NTTデータと同社グループのコンサルティング会社であるクニエは、独SAP製アプリケーションの監視ソリューションを発表した。NTTデータが開発したオープンソースの統合運用管理ソフト「Hinemos(ヒネモス)」を用いて、SAP製品で構築したシステム全体を統合監視する。

 ハードウェアからネットワーク、アプリケーションまでをHinemosで監視・管理することで、システムのTCO(総所有コスト)を5年間で76%削減できると試算している。

 「SAP製品の統合監視ソリューション」は、SAPのミドルウェア「NetWeaver」上で動作するアプリケーションをHinemosで監視する。SAPアプリケーションのプロセスやバッファはもちろん、データベースリソースやディスクの状態も管理する。応答時間やプロセスの待ち時間など性能面の監視や、システムログや監査ログの管理も実行する。

 提供会社はクニエ。NTTデータはクニエとパートナー契約を結び、ソリューション開発の面でクニエを支援していく。 (栗原)

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