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[新製品・サービス]

NTTアイティ、Web会議サービス/システムの「MeetingPlaza」で、HD映像対応の新版

2011年1月13日(木)

エヌ・ティ・ティ アイティ(NTTアイティ)は2011年1月12日、同社のWeb会議サービス/システム「MeetingPlaza」(ミーティングプラザ)において、新たにハイビジョン(HD)映像を表示可能とした新バージョン「MeetingPlaza V6.0」を開発し、SaaS/ASPサービスを2月上旬から提供開始、パッケージ(システム)販売を3月から開始すると発表した。

MeetingPlazaは、同社が開発し、2001年6月より販売を開始している高機能Web会議システムで、ASPサービスとシステム販売を合わせた導入実績は3,000社を超えている。新バージョンの「MeetingPlaza V6.0」では、これまでソフトウェアベースのWeb会議では難しかったハイビジョン(HD)映像表示を可能にし、特定の参加者の表情や周りの状況などを高精細に表示することで、よりリアルで臨場感のあるコミュニケーションができるようになっている。また、操作をわかりやすくしたユーザーインタフェースの実装や、動画ファイルの共有同期再生表示などの強化や新機能が搭載された。

発表によれば近年、テレビ会議専用端末を利用した遠隔会議には高精細なHD映像が利用できるようになってきたが、それを利用するには非常に高価なシステムを準備する必要があり、一方、PC等を用いるWeb会議システムは安価で便利に利用できるメリットがあるものの、HD映像を利用するにはサーバーやPCの負荷等が課題となっていた。

同社は今回、MeetingPlaza V6.0で新たに独自の符号化・映像処理の技術を開発し、ソフトウェアベースでHD映像を利用可能にすることに成功したとのこと。これまでVGAサイズの顔映像表示までしか対応していなかったが、それにより今回、HDサイズ(最大1280×1024画素サイズ)の顔映像表示が可能になった。同機能は、SaaS/ASPサービスでは標準機能として利用できる。またパッケージ(システム)販売ではオプション機能として提供される。

MeetingPlaza V6.0ではまた、ユーザーインタフェースの強化が行われ、会議画面や予約画面などが大幅にリニューアルして、Web会議を見やすく、簡易な操作で利用できるように、操作性の改善・向上が図られた。

そのほかの特徴は以下のとおり。

  • Windows Media Player用動画ファイル等の同期再生表示
  • Web共有閲覧モードでの描画アノテーション(コメント)
  • SSL通信機能の強化
  • 管理者権限が不要なインストール
  • 1会議室あたり32地点まで(オプション機能では最大2000地点まで)の会議
  • MeetingPlaza H.323ゲートウェイやコネクタによるテレビ会議専用装置との連携
  • スマートフォンからの会議参加等も可能

サービス/システムそれぞれの価格(税別)は以下のとおり。

  • MeetingPlazaASPサービス:月額2,500円の従量制プラン(フレックス2)から、定額制プランまでの各種プラン
  • MeetingPlazaシステム:基本パッケージライセンス(最大同時接続16端末)が140万円~、高精細映像(HD)表示オプションが30万円~、ほかにシステム規模対応パッケージ、各種機能オプション

なお、同社では「MeetingPlaza年度末キャンペーン」として、2011年1月~3月の間、周辺機器のプレゼントを実施している。


「MeetingPlaza」
http://www.meetingplaza.com/

NTTアイティ
http://www.ntt-it.co.jp/

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