[新製品・サービス]
米ヴイエムウェア、vSphereを採用した複数クラウドの連携機能を発表、DBプロビジョニングやバックアップ自動化も
2011年10月14日(金)折川 忠弘(IT Leaders編集部)
米ヴイエムウェアは2011年8月29日、年次イベント「VMworld 2011」開催に伴い、クラウド関連の新製品/サービスを相次ぎ発表した(表)。同社の技術を用いたクラウドを展開するパートナー向けの製品やサービス強化が中心だ。
「Global Connect」は、異なるパブリッククラウドを連携するサービスである。各パートナーが提供するクラウドを、仮想的に1つに集約する。ユーザーは、広範な地域にまたがる複数のクラウドを、単一契約で利用できるようになる。海外拠点からでも近隣のデータセンターが提供するサービスを利用できるため、低遅延なアクセスが可能となる。vSphereやvCloud Directorといったヴイエムウェアの技術で構成するクラウドサービスが対象。
Global Connectで連携するのは当初、ソフトバンクテレコム、米Bluelock、シンガポールSingTelの3社が提供するクラウドサービス。同社はこれを、2011年末までに世界13カ国、25カ所のデータセンターまで広げる計画。
このほか、プライベートやパブリッククラウド間におけるワークロードを表示、転送する「vCloud Connector」を拡張。ネットワーク障害などで転送が中断した際、復旧時に自動で再開する機能を追加した。データベースのプロビジョニングや運用を支援する「vFabric Data Director」も同日、発表した。あらかじめ備える標準ポリシーに基づき、データベースを自動設定・管理できる。vFabric Data Directorで利用可能なデータベースとして、PostgreSQLと互換性のある「vFabric Postgres Relational Database」を提供する。(折川)
VMware / vSphere / ハイブリッドクラウド
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