システムは止まる、無謬性はない、というのが情報システムに携わる者の本音ではないだろうか。 しかし利用者が「動いて当たり前」と考える以上、ゼロダウンタイムを目指して手を尽くすのがシステム部門の役目。 不動産コンサルティングの東京カンテイ(東京都品川区)は2年間にわたり、1秒もサービスを停止させることなく基幹系システムを安定稼働させてきた。 4年周期でプラットフォームをリプレースする、システム経験が浅い担当者でも異常を察知できる仕掛けを導入するなど、 本稿では1万7520時間、稼働率100%を達成するために心がけてきたポイントを公開する。
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