[海外動向]
Microsoft Azureがさらに強化、ハイブリッドクラウド重視を鮮明に
2014年5月13日(火)田口 潤(IT Leaders編集部)
米マイクロソフトの年次カンファレンス「TechEd 2014」がテキサス州ヒューストンで幕を開けた。会期に合わせ、Windows Azureの数々の機能拡張を公表。まずは第一報として、その概要を見る。
クラウドへの投資保護:特にデータに関して
(1) Site Recovery
プレビュー版(6月から利用可能)。Hyper-V Recovery Managerの機能拡張であり、企業のデータセンターで稼働する複数の仮想マシンやサービスを、ネットワーク構成も含めてAzure上にリプリケーションし、災害時などにリカバリーできる。リカバリーの時間は柔軟に指定できる。
(2) Antimalware for Azure
プレビュー版。マルウェア対策のエージェントをオンプレミスの仮想マシンとクラウドの両方にインストールできる。シマンティック、トレンドマイクロとのAzure仮想マシンに関する協業も強化する。
(3) Enhanced encryption technologies
Microsoft Office 365のビジネス顧客に向け、新たな暗号機能を7月から提供する。具体的にはSharePoint OnlineとOneDrive for Business のデータを暗号化する。
(4) Expanded data loss prevention
Exchangeだけだった情報漏えい対策機能を、SharePoint OnlineとOneDrive for Businessに拡大(ただしE3プラン)。6月から開始。機密指定された情報が企業内外で共有されるのを防止する。
図3 セキュリティに関する機能強化拡大画像表示
Microsoft / TechEd / Concur / Azure / Visual Studio / Microsoft Intune
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