日本テレビ放送網は、運営する通販番組「日テレ ポシュレ」における顧客サポート業務の効率化を目指し、LINEの活用を開始した。サービスを提供するトランスコスモスが、2015年1月19日に発表した。
同番組はこれまで、放送時間が深夜になるため顧客層が固定しやすいほか、放送時間帯に集中する注文の電話をとりきれないといった課題を抱えていた。これらを解決するため、LINEのトーク機能を用いた新たな顧客チャネルの導入に踏み切った。
番組のLINE公式アカウントと「友だち」になった視聴者に対して、トーク機能を使った問い合わせ対応を提供する。トーク機能はテキストに加えて画像をやりとりできるため、説明時間を短縮できる。加えて、顧客チャネルの分散化により電話の取りこぼしを削減できる。問い合わせする際の心理的ハードルを下げることにより、新たな顧客層を掘り起こす狙いもある。
トランスコスモスの「オムニチャネルサポートPowered by LINE ビジネスコネクト」を用いて構築した。これは、日本オラクルが提供するクラウド型CRMシステム「Oracle Service Cloud」と、LINEの企業向けサービス「LINE ビジネスコネクト」を組み合わせた「オムニチャネルサポートPowered by LINE ビジネスコネクト」を組み合わせたサービスである。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 日本テレビ放送網 |
事業内容 | 放送 |
導入システム | 問い合わせ対応 |
導入目的 | 業務効率化、顧客層の拡大 |
主な利用製品 | 「オムニチャネルサポートPowered by LINE ビジネスコネクト」 |