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日立ソリューションズ、店舗の来店者の興味や行動を可視化する仕組みを提供

2015年7月22日(水)IT Leaders編集部

日立ソリューションズは2015年7月21日、小売店などへの来店者の興味や店内の行動を可視化するサービスなどを2015年7月22日から開始すると発表した。来店者について、システムで推定した年齢や性別と、店内での動きを測定し分析し、商品企画や店舗設計、キャンペーン効果測定などに活用する。

 提供するのは、来店者の属性や人数を測定したり、来店者の行動を測定したりする仕組み。購買者か非購買者かを問わず、店内での行動を分析できる。販売機会の損失原因の把握や、商品棚の興味度の計測などが可能になる。

 来店者の属性と人数は、店舗の入り口周辺に設置する専用のカメラで測定する。来店者のプライバシーに配慮し、画像データは保存せず、画像から推定した性別と年齢のデータだけをデータベースに保存する。

 一方、来店者の店内行動は店舗内に設置する測域レーザーで測定する。用途に応じて分析しやすい形に加工したデータを生成する。属性や場所、時間ごとに来店者の行動や滞留を把握できる。

 カメラや測域レーザーの設置場所、データの分析・活用法などについては、同社が流通分野で持つノウハウを基に支援する。今後は、測定システムのクラウドサービス化や、分析ツール、テンプレートの提供を予定している。

 測定システムの価格は個別見積もり。

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