[事例ニュース]

2018年8月21日(火)日川 佳三（IT Leaders編集部）

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　モンテローザ（本社：東京都武蔵野市）は、チャットボットを介して宴会の予約を受け付けられるようにした。従来は、コールセンターや、オペレーターが応対する有人のチャット（WebおよびLINE）を介して、宴会の予約を受け付けていた。今回導入したLINE上のチャットボットによって、利用客の利便性が向上した。時間帯を気にすることなく、どこからでも、気軽に、かつ短時間で宴会の予約を行えるようになった。

画面1：LINE上のチャットボット「予約ボット」の応対画面のイメージ（出典：モンテローザ）
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　機能追加の背景について同社は、宴会の予約について問い合わせる際に、コールセンターへの電話が昼食時間帯に集中していたことを挙げている。「予約内容の確認にも相応の時間を要していた。チャットボットは、こうした課題を解消する」（同社）。

　チャットボット導入後も、引き続き、コールセンターでの予約や、有人チャット（WebおよびLINE）を利用した予約ができる。利用者は、いずれか都合の良い方法を自由に選べる。

　チャットボットによる宴会の予約手順は、以下の通り。

1. スマートフォンを利用してLINEで「予約ボット」の友だち登録を行う
2. LINE内、「予約ボット」をタップしてトークを開始
3. 「予約」と入力（以後、表示される文章にしたがってチャットを進める）
4. 入力した予約内容を確認後、「はい」を押す
5. 仮予約の確定（後ほど、利用予定の店舗従業員から予約内容の確認の連絡が入る）

　チャットボットを介した宴会の予約ができない一部店舗は、「ATHREE PARLOR」、「産直横丁」、「カミナリステーキ」。なお、チャットボットの開発には、クラスメソッドが技術支援を行っている。