ソフト開発会社のシステムインテリジェントは、ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨システムを開発し、社内向け仮想通貨「Fogos(フォゴス)」として発行、2018年8月1日から社内運用を開始した。社員証(ICカード)による認証で購買決済ができる仮想通貨専用レジスターや、QRコードを利用したiPhone用仮想通貨決済アプリも開発し、運用を開始している。
システムインテリジェントは今回、社内で利用できる独自の仮想通貨「Fogos」を開発し、実運用を開始した。社員は、この仮想通貨を、社内での飲食などの決済に利用できる。会社は、福利厚生の一環として、毎月一定額を社員に付与する。このほか、社内表彰時に付与したり、社員間でやりとりしたりできるなど、社内活動を活性化させるための仕組みとして活用できる。
図1:社内向け仮想通貨「Fogos(フォゴス)」の利用イメージ(出典:システムインテリジェント)拡大画像表示
有効期限を設定する仕組みも備えている。月初めに会社から付与した仮想通貨は、月が変わると消滅するように設定している。これにより、社員による仮想通貨の積極的な利用を促すようにしている。
システムインテリジェント社長の長谷川堯一氏は、社内向けの仮想通貨の運用を開始した狙いについて、社員1人1人が仮想通貨を実体験することでブロックチェーン技術や仮想通貨技術に関する知見を深められると指摘。これを将来のビジネス展開につなげたいとしている。
なお、システムインテリジェントは、IT資産管理ソフト「QND」や、情報セキュリティソフト「FogosPRO(フォゴスプロ)」などを開発・販売しているソフト開発会社である。
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