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大日本印刷、LINE APIベースのチャットボットにBI機能、ユーザーの行動を可視化

2019年3月11日(月)IT Leaders編集部

大日本印刷(DNP)とDNPコミュニケーションデザインは2019年3月8日、LINE公式アカウントのMessaging APIを活用したチャットボット「DNP Chatbotプラットフォーム」の強化を発表した。新たに、ビジネスインテリジェンス(BI)機能を追加し、LINEでのユーザーの行動を可視化できるようになった。

 DNP Chatbotプラットフォームは、LINE公式アカウントのMessaging APIを活用したチャットボットサービスである。企業のシステムと連動し、LINE公式アカウントを介して、チャット形式の自動応答によってメンバーズカードサービスなどを提供できる。

 今回、LINE上のユーザーの行動を可視化するBI機能を追加した(画面1)。チャットボットを通じてユーザーから寄せられたコメントや、コンテンツの閲覧履歴など、複数のログデータを統計解析できる。

画面1:分析画面のイメージ(出典:大日本印刷)画面1:分析画面のイメージ(出典:大日本印刷)
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 企業の会員管理システムとDNP Chatbotプラットフォームは、APIでつながる。これにより、企業が持つ会員データや実店舗、ECの売上データなどと、LINE上の膨大なユーザーログデータを合わせて分析できる。

 LINEユーザーの識別子と、企業が保有する店舗やECの会員IDを関連づけられる。これにより、会員に対するLINE上での施策の効果を可視化できる。特に、新規顧客獲得、上位顧客育成、プロモーションの拡大といった3つの領域で効果を確認できる。

 分析機能は、クラウド型で提供する。Webブラウザを介して利用できる。施策の効果を測るための分析指標を、視覚的に分かりやすく提供する。企業の担当者は、直感的に状態の把握や施策効果の判断ができる。

 なお、BI機能は、DNP Chatbotプラットフォームをユーザーである外資系自然派化粧品ブランド企業であるロクシタンジャポンが先行利用している。この結果や意見などを踏まえてサービス化した。

 BI機能の追加に必要な価格(税別)は、初期費用が年額100万円(初年度のみ。別途、企業別に機能のカスタマイズ費用が必要)で、月額利用費がサービス利用費は10万円、クラウド利用費が10万円程度。

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