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千葉興業銀行、AIチャットボットサービス「Collam」を導入

2019年6月11日(火)IT Leaders編集部

千葉興業銀行は、AIチャットボットサービス「Collam(コラム)」を導入する。2019年6月に開発に着手済みで、2019年10月から千葉興業銀行の公式サイトで利用可能になる予定。顧客の利便性を高めるとともに、職員の業務を効率化する。JSOLが2019年6月10日に発表した。

 千葉興業銀行が導入するCollamは、JSOLのAIチャットボットサービスである。三井住友銀行が日本マイクロソフトと共同で開発したAIチャットボットエンジンを、JSOLがAzure上で製品化して提供している。チャット形式の対話を通じて、顧客の質問にAIが回答する。

 千葉興業銀行は2018年から、当日振り込みの取り扱いを24時間365日可能にした。これにともない、深夜帯の照会対応と、職員の業務効率化が課題となっていた。この課題に対し、顧客向けのAIチャットボットを導入することに決めた。

 システムの選定では、学習に必要なデータの準備や、新たな知識を登録するための作業など、人手のかかる作業をいかに減らせるかをポイントとした。

 Collamは、システム自身が学習データを生成し、かつどのようなデータを登録するかを管理者に示唆するなど、運用負荷を軽減する仕組みを取り入れている。これに加え、Azure上で展開していることから、短期間で導入できる。

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