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Webブラウザ表示をリバースプロキシ上のコンテンツ変換で軽量化、プライム・ストラテジー

2020年4月14日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

プライム・ストラテジーは2020年4月14日、Webサイトの表示をコンテンツ変換によって高速化するエンジンソフトウェア「WEXAL Page Speed Technology 2.0」(PST )をリバースプロキシ型で運用できる製品「WEXAL Reverse Proxy Limited Edition」を発表した。既存のWebアプリケーションの前段に配置するだけで、元々のWebアプリケーションに変更を加えることなくWebサイトの表示を高速化できる。

 WEXAL Reverse Proxy Limited Editionは、Webサイトの表示をコンテンツ変換によって高速化するリバースプロキシ製品である(図1)。表示を高速化したいWebアプリケーションの前段に配置して使う。Webアクセスを中継する過程で、Webページを軽量化する。第1弾として、Azure上で動作する仮想アプライアンス(仮想サーバーイメージ)の形で提供する。

図1:WEXAL Reverse Proxy Limited Editionの概要。Webページを軽量化するエンジンをリバースプロキシ型で提供する。Webサイトに一切手を加えることなくネットワーク上でWebコンテンツを軽量化できる(出典:プライム・ストラテジー)図1:WEXAL Reverse Proxy Limited Editionの概要。Webページを軽量化するエンジンをリバースプロキシ型で提供する。Webサイトに一切手を加えることなくネットワーク上でWebコンテンツを軽量化できる(出典:プライム・ストラテジー)
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 導入は容易である。専用のWeb設定画面を用意しており、Webアクセス先のURL(FQDN)や中継先となるオリジナルWebアプリケーションのIPアドレスなど簡単な設定項目を入力するだけでリバースプロキシをプロビジョニングできる。システム構成に合わせ、負荷分散装置を設定したり、DNSの設定(IPアドレス)を変更したりして、リバースプロキシがWebアクセスを前段で受けられるように運用する。

 リバースプロキシ型で動作するため、オリジナルのWebシステムには、一切変更を加える必要がない(図2)。ソフトウェアの入れ替えや設定変更、新規モジュールのインストールなどの作業が一切要らない。リバースプロキシは、オリジナルのWebコンテンツをそのまま取得し、これをリバースプロキシ上で変換して軽量化する。

図2:リバースプロキシ型で動作するため、オリジナルのWebシステムには、一切変更を加える必要がない(出典:プライム・ストラテジー)図2:リバースプロキシ型で動作するため、オリジナルのWebシステムには、一切変更を加える必要がない(出典:プライム・ストラテジー)
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 Webページを軽量化する要素技術としては、Webシステムを高速に動作させるための実行環境「KUSANAGI Premium Edition」を流用した(関連記事Webシステム実行環境「KUSANAGI」に最上位版、Web高速化エンジンを標準搭載)。KUSANAGI Premium Editionの機能の1つであるWeb表示の高速化技法を、リバースプロキシ型で利用できるようにした。

 ベースとなったKUSANAGI Premium Editionは、Linux、Webサーバー、開発言語、各種ミドルウェアをパッケージ化した製品。特徴は、バックエンドシステムを高速化する技法に加えて、Webブラウザ上での表示を高速化する技法として「WEXAL Page Speed Technology」を搭載していることである(関連記事プライム・ストラテジー、Web表示の高速化をAIで自動化、サイトに合わせた設定を自動生成)。

 Webページを構成するオリジナルのリソース群(画像、CSS、JavaScript)を取得する方法は、KUSANAGI Premium Editionとリバースプロキシ型とで異なる。KUSANAGI Premium Editionでは、ファイルシステム上でオリジナルのWebリソースを読み取って軽量化しておく。リバースプロキシでは、Webアクセスを介してリソースを取得する。定期的にクロールしたり、リアルタイムに取得したりする。任意にrsyncなどのコマンドでファイルを同期させて取得する方法もとれる。

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