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トッパン・フォームズ、金融手続きや住所変更などの共通手続き基盤「AIRPOST」を2020年6月に開始
2020年5月12日(火)IT Leaders編集部
トッパン・フォームズは2020年5月11日、金融手続きや住所変更などの共通手続き基盤「AIRPOST」を同年6月下旬に開始すると発表した。トッパン・フォームズと金融7社が構築し、トッパン・フォームズが提供する。
トッパン・フォームズの「AIRPOST」は、これまで顧客が企業別に行う必要があった諸手続きを共通化するワンストップ型の共通手続き基盤サービスである(図1)。
携帯キャリア3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)が提供するRCS(Rich Communication Services)に準拠したメッセージサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」と連携することによって、AIRPOST公式アカウントと呼ぶ共通のユーザーインタフェースを用いた一括手続きが可能になる。
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2020年6月下旬に、口座振替を申し込めるようにする。2020年内に、住所変更などの諸届けもできるようにする。オープン基盤であり、検討段階から携わっている金融機関のほか、多数の企業・団体が参画や収納企業としての利用を検討しているという。災害時に発生する諸手続きや行政手続きへの対応、マイナンバーカードを活用した公的個人認証サービスとの連携など、機能拡張も予定している。
AIRPOSTは、トッパンフォームズが金融7社と連携して構築するサービスである。諸手続きをまとめて行えるようにする。金融7社は、ジェーシービー、東京海上日動火災保険、日本生命保険、野村証券、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行である。
AIRPOSTの仕組みを使ったサービスに参画する企業は、三菱UFJ銀行(2020年6月予定)、三菱UFJファクター(2020年6月予定)、武蔵野銀行(2020年6月予定)、ジェーシービー(2020年9月予定)、東京海上日動火災保険(2020年12月予定)である。
参画を検討している企業は、あいおいニッセイ同和損害保険、アイペット損害保険、秋田銀行、朝日生命保険、伊予銀行、岩手銀行、沖縄銀行、北日本銀行、静岡銀行、七十七銀行、ジャックス、十六銀行、住友生命保険、損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命保険、大東建託、東京海上日動あんしん生命保険、東北銀行、西日本シティ銀行、日本生命保険、野村証券、富国生命保険、みずほ銀行、三井住友海上あいおい生命保険、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、明治安田生命保険、メディケア生命保険になる。
なお、携帯3社が提供する+メッセージは、GSMAで世界的に標準化されているRCSに準拠したメッセージサービスである。携帯電話番号でメッセージのやりとりができる。