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SBクラウド、コミュニケーションアプリ「DingTalk Lite」の導入支援サービスを開始

2020年5月14日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SBクラウドは2020年5月14日、アリババグループが提供する無料のコミュニケーション基盤サービス「DingTalk Lite(ディントークライト)」の導入支援サービスを開始した。同年9月30日までは無料で提供する。2020年10月以降の料金体系は、後日発表する。

 SBクラウドの「DingTalk Lite」は、企業向けのチームコミュニケーションツールである(関連記事アリババ、ビデオ会議やライブ配信ができるコミュニケーションアプリ「DingTalk Lite」を公開)。電話、チャット、Web会議、ライブ配信などの機能を備える(図1)。テレワークに適する。iOS、Android、Windows、Macで動作する。

図1:「DingTalk Lite」の主な機能(出典:SBクラウド)図1:「DingTalk Lite」の主な機能(出典:SBクラウド)
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 SBクラウドは今回、DingTalk Liteの導入支援サービスを開始した。具体的には、DingTalk Liteを利用する企業などを対象に、管理者向けのトレーニング講座を開催する。さらに、管理者と従業員に向けて、DingTalk Liteを利用するためのマニュアルを提供する。

 なお、DingTalk Liteは、DingTalkのコミュニケーション機能を切り出したライト版に当たる。ライト版では、中国以外のユーザー(日本、マレーシア、シンガポール、香港、マカオ)に向けてメニューを簡素化した。さらに、電話番号だけでなく、メールアドレスでログインできるようにした。言語は、日本語、英語、中国語(繁体字)を利用できる。サーバーは、中国国外に設置している(現在はシンガポールのみ)。

 特徴の1つは、組織構造に合わせてチャットグループを管理できること。ユーザーが所属する組織とチャットルームのメンバーを連動させられるため、人事異動でメンバーが入れ替わった場合でも、組織データを更新するだけでチャットルームのメンバーを自動的に更新できる。

 リアルタイム多言語翻訳もできる。チャット、ビデオ会議、ライブ配信などの場面で、日本語、英語、中国語をリアルタイムに翻訳する。

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