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音声チャットでExcel帳票にデータを入力できる「SPALO Maker」がTeamsに対応

2020年9月17日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ミロク情報サービスの100%子会社であるビズオーシャン(現トライベック)は2020年9月16日、音声でExcel帳票にデータを入力できる音声チャットボットを作成できるサービス「SPALO Maker(スパロメーカー)」を強化した。UIとして利用可能なチャットサービスを拡充し、「LINE WORKS」と専用アプリ「SPALO アシスタント」に加えて「Microsoft Teams」を利用できるようにした。

 SPALO Makerは、スマートフォンのチャットボットを介して音声でExcel帳票にデータを入力できるサービスである(関連記事LINEでExcelに入力ができる音声入力サービス―ビズオーシャンが販売)。チャットサービスのボット機能に、音声データを品詞に分解して帳票の項目を決める目的でIBM Watson日本語版のAPI「Conversation Service」を組み合わせている。

 SPALO Makerを使うと、PCを操作しにくい環境、例えば、移動中の営業担当者、屋外の建築現場、介護施設などにおいて、スマートフォンへの音声入力だけで書類を作成できる。事務所に戻ることなく書類を作成できるため、労働生産性が向上する。

 今回の強化では、チャットボットのUIとなるチャットサービスを拡充した(図1)。これまでは「LINE WORKS」と、専用アプリケーション「SPALO アシスタント」の2種類だった。今回、新たに「Microsoft Teams」からも利用できるようにした。この他にも、入力事項やシナリオ内容の確認、送信履歴の保存など、UI/UXを改善した。

図1:「SPALO Maker」のバージョンアップのポイント(出典:ビズオーシャン)図1:「SPALO Maker」のバージョンアップのポイント(出典:ビズオーシャン)

 なお、SPALOシリーズには、音声チャットボットを自分で作成するための開発ツール「SPALO Maker」のほかに、音声チャットボットの作成をビズオーシャンに依頼できるSIサービス「SPALO Order」がある。SPALO Makerでは、チャットボットの作成、対話内容の変更やExcelの差し替えを含めた更新などを、管理画面からマウス操作で行える。

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