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プライム・ストラテジー、URLを入力するだけでWebサイト高速化エンジンの効果を無料でレポート
2020年10月21日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
プライム・ストラテジーは2020年10月21日、ユーザー企業のWebサイトを自動かつ無料で診断し、高速化ツールの適用によってどれだけ高速化するのかをレポートするサービス「Webサイト最適化診断ツール『ONIMARU』」を公開した。URLを入力するだけでレポートが得られる。
Webサイト最適化診断ツール『ONIMARU』は、ユーザー企業のWebサイトを自動かつ無料で診断し、プライム・ストラテジーのWeb高速化エンジンの適用によってどれだけ高速化するのかをレポートするサービスである。
オリジナルサイトのURLを入力するだけで、バックグラウンドで全自動で高速化済みサイトを作成する。オリジナルのサイトと高速化済みサイトをGoogleの「PageSpeed Insights」で測定し、レポートを作成する(画面1)。
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レポートでは、以下の内容をビフォーアフター形式で比較できる。
- 主要な改善項目と改善結果
- Google「PageSpeed Insights」のスコアとラボデータの改善レポート
- その他軽量化・高速化の指標となる数値
Web高速化エンジン「WEXAL Page Speed Technology」で高速化
高速化済みサイトは、同社のWeb高速化エンジン「WEXAL Page Speed Technology」を使って作成している(関連記事:プライム・ストラテジー、Web表示の高速化をAIで自動化、サイトに合わせた設定を自動生成)。画像の圧縮や画像形式の変換による軽量化、ブラウザでの表示(レンダリング)の最適化などによって高速化する。プライム・ストラテジーでは、WEXAL Page Speed Technologyを適用してWebサイトを高速化するシステム構築サービスも提供している。
ONIMARUは、プライム・ストラテジーが販売するWeb高速化エンジンおよびWeb高速化サービスの販促という位置付けだが、連絡先を伝えることなくURLを入力するだけで全自動で簡易レポートが得られることが特徴である。より詳細なレポートが必要な場合は、診断結果ページからメールアドレスを登録すると、詳細レポートのURLが得られる。
ユーザー企業は、ONIMARUを使うことで、運用しているWebサイトの課題と、課題を改善した際にどのような効果が見込めるのかが事前に分かる。これにより、いつどのような施策を行うべきかという計画が立てやすくなる。