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“街のデジタルツイン”─名古屋市の公園・店舗をバーチャル空間に再現、実店舗と相互送客

Hisaya-odori Parkが、デジタル化したHisaya Digital Parkと連携─三井不動産とNTTコミュニケーションズ

2021年6月4日(金)IT Leaders編集部

三井不動産とNTTコミュニケーションズは2021年6月3日、愛知県名古屋市の久屋大通公園の北エリア・テレビ塔エリア「Hisaya-odori Park」において、公園と店舗をバーチャル空間上に再現する実験を開始した。Hisaya-odori Parkと実店舗が、バーチャル空間上の「Hisaya Digital Park」にもなって“街のデジタルツイン”を形成する。両社はリアルとバーチャルの垣根を越えて位置情報データや来店データなどを統合的に分析し、周辺エリアの回遊性向上や新たな顧客体験の創造を目指す。

 三井不動産とNTTコミュニケーションズは、愛知県名古屋市の久屋大通公園の北エリア・テレビ塔エリア「Hisaya-odori Park」において、実存の公園と実店舗をバーチャル空間上に「Hisaya Digital Park」として再現する実験を開始する。いわば“街のデジタルツイン”プロジェクトである。実験期間は、2021年6月3日~同年12月31日を予定している(図1)。

図1:Hisaya-odori Park(左)とHisaya Digital Parkの外観。いわば“街のデジタルツイン”プロジェクトである(出典:NTTコミュニケーションズ、三井不動産)
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図2:公園と店舗をバーチャル空間上に再現した(出典:NTTコミュニケーションズ、三井不動産)図2:公園と店舗をバーチャル空間上に再現した(出典:NTTコミュニケーションズ、三井不動産)
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 Hisaya-odori Parkの実店舗を運営するのと同時に、デジタル空間上に構築した公園「Hisaya Digital Park」とバーチャル店舗を運営する(図2)。両社は、このプロジェクトで、リアルとバーチャルの垣根を越えて位置情報データや来店データなどを分析し、周辺エリアの回遊性の向上や新たな顧客体験の創造を目指すという。

●Next:“街のデジタルツイン”で検証・実現しようとしていること

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