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AI-OCR「DX Suite」が健康診断書を読み取り可能に、労基署提出の報告書作成などを効率化

2021年8月5日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

AI insideは2021年8月5日、クラウド型AI-OCRサービス「DX Suite」の機能を拡充し、新たに「健康診断書」の読み取りに対応したと発表した。企業の人事担当者や保険業界などからの、健康診断書の情報を電子化して活用するニーズに応える。これにより、同日時点で読み取り可能な非定型帳票は全9種になった。

 AI insideの「DX Suite」は、クラウド型AI-OCR(光学文字認識)ソフトウェアである。ディープラーニング(深層学習)による画像認識技術と、文章の前後関係を判定する自然言語解析を組み合わせている。手書き文字認識のほか、読み取り時のズレや罫線などを含んだ画像も認識する。発行主体ごとにレイアウトが異なるさまざまな非定型帳票も、面倒な設定作業なく読み取ってデータ化する(関連記事AI-OCR「DX Suite」、自動車税納付書と給与支払報告書の読み取りが可能に)。

 今回、設定なしに読み取り可能な非定型帳票の種類を拡充し、新たに、「健康診断書」の読み取りに対応した(図1)。これにより、すでに読み取り可能だった帳票と合わせて、全9種の非定型帳票を読み取れるようになった。2021年8月5日時点で読み取れる帳票は、請求書、領収書、レシート、注文書、給与支払報告書(令和2年度・令和3年度)、住民票、自動車税納付書、賃貸借契約書、健康診断書である。

図1:AI-OCR「DX Suite」で「健康診断書」を読み取れるようにした(出典:AI inside)図1:AI-OCR「DX Suite」で「健康診断書」を読み取れるようにした(出典:AI inside)
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 健康診断書をAI-OCRで読み取るユースケースを2つ挙げている。1つは、企業において定期健康診断の結果報告書を作成するニーズである。企業には、従業員が受診した健康診断書を元に、労働基準監督署に対して定期健康診断結果報告書を提出することが義務づけられている。

 従来、紙で発行した健康診断書を従業員の数だけ目視でチェックし、手入力によって集計していたところを、AI-OCRを活用してデータの入力を自動化することで、労基署提出用の報告書の作成を効率化する。さらに、健診結果を分析して、従業員の健康改善に向けた対応につなげられる。

 もう1つは、生命保険会社での新規保険加入の引受査定業務である。生命保険の申込時には、公平な引受査定のため、選択する商品によって契約者に健康診断書の提出を求めている。従来、査定時に診断書の内容をシステムに対して手入力していたところを、AI-OCRによる自動化で、引受査定を迅速にすることができる。

 DX Suiteでは今後、帳票上で抽出したいキーバリューをユーザー自身が設定できる項目抽出機能や、文書や画像に記載されている文字を含めてテキストデータに変換する全文読み取り機能の追加を予定している。

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