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日商エレ、30人の大会議に対応したZoom Rooms向けWeb会議デバイス「Neat Bar Pro」

2021年9月10日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日商エレクトロニクスは2021年9月10日、Web会議デバイス「Neat Bar Pro」(開発元:英Neat frame)の販売を開始した。会議室向けWeb会議システム「Zoom Rooms」など、会議室をホストに開催するWeb会議に必要なソフトウェアおよびハードウェアを一体型で提供する。既存モデル「Neat Bar」の上位版で、30人規模の大規模な会議に対応する。価格(税別)は、Neat Bar Proのコントローラ/スケジューラとして用いるタブレット「Neat Pad」とのセットで52万円。

 日商エレクトロニクスの「Neat Bar Pro」は、英Neat frameが開発した、会議室をホストに開催するWeb会議のための一体型デバイスである。棒形状の筐体にマイク/スピーカー、広角/ズームカメラを内蔵している(写真1)。

 会議室にいる複数のメンバーが同時にWeb会議に参加できる。Zoom Video CommunicationsのZoomの会議室向けWeb会議システム「Zoom Rooms」をプレインストールしており、同システムを用いたWeb会議のスムーズな開催を可能にする。

写真1:「Neat Bar Pro」の外観写真1:「Neat Bar Pro」の外観(出典:日商エレクトロニクス)
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 既存モデル「Neat Bar」の上位版に相当する。上位版としてNeat Barと同様の機能を備えつつ、画質/音質、ズーム範囲、オーディオのピックアップ範囲などの性能を高めている。Neat Barと比べて2倍以上の人数と2倍の部屋の広さに対応し、30人規模の大規模な会議にも使えるという(関連記事Zoom Roomsによる会議室からのWeb会議デバイス「Neat Bar」、日商エレが販売)。

 Neat Bar Proでは、ディスプレイは3台の同時接続に対応し、マイクは16個のマイクと4個のトラッキングマイクで構成する。カメラは2個搭載し、最大16倍ズームを利用できる。

 製品提供の背景として日商エレクトロニクスは、テレワークでZoomが普及した一方で、人々がオフィスに戻りつつある状況を挙げている。「オフィスの会議室において、複数人でZoomを利用する機会が増えている。今回のNeat Bar Proのリリースにより、小・中会議室はNeat BarまたはNeat Boardで、大会議室はNeat Bar Proでカバーできるようになった」(同社)

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日商エレクトロニクス / Neat Bar / Zoom Rooms / Web会議システム / デジタルワークプレイス / Zoom / テレワーク

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