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第一生命保険、顧客接点となるWebサイト「ミラシル」を構築、リアルタイムにパーソナライズ

2021年12月28日(火)IT Leaders編集部

第一生命保険は2021年12月27日、顧客接点となる新たなWebサイト「ミラシル」を提供開始した。保険契約者を含めた顧客に対して、保障、資産形成、健康・医療などの情報コンテンツをパーソナライズして発信する。2022年2月には、チャットやオンライン面談を通じて保険に関する相談を行える機能を実装する。2022年4月以降も順次コミュニケーション機能を追加する。

 第一生命保険は、顧客接点となる新たなWebサイト「ミラシル」を2021年12月27日に提供開始した。ミラシルが担う役割は、保険契約者1000万人超を含めた顧客とのコミュニケーションをデジタル空間の中で生み出すこと。顧客は、ミラシルを通して、パーソナライズされた保険や資産形成、健康などに関する情報を入手し、保険について相談できる(画面1)。

画面1:第一生命保険がオープンさせた、顧客接点となる新たなWebサイト「ミラシル」の画面例(出典:第一生命保険)画面1:第一生命保険がオープンさせた、顧客接点となる新たなWebサイト「ミラシル」の画面例(出典:第一生命保険)
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 2022年2月には、チャットやオンライン面談を通じて保険に関する相談を行える機能を実装する予定である。2022年4月以降も順次、機能を追加する。例えば、生涯設計デザイナと顧客がミラシルを通じて各種のコミュニケーションをとれるようにする。

 システム要素として、CMS「Drupal」をベースとしたクラウド型のWebコンテンツ運営基盤「Acquia Cloud」(米Acquiaが提供)と、マーケティング基盤「Salesforce Marketing Cloud」(米Salesforce.comが提供)を利用している。これにより、個々の顧客に合わせてコンテンツをリアルタイムでパーソナライズして提供している。

 システム開発においては、日本IBMがコンサルティングから開発までを担当した。また、セールスフォース・ドットコムがSalesforce Marketing Cloudの導入を支援した。

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