OPSIONは2022年1月12日、仮想オフィス(バーチャルオフィス)サービス「RISA」をリニューアルして提供開始した。UIをこれまでの3D版から、PCへの負荷が少なく、職務スペースを俯瞰しやすい2D版に変更している。
OPSIONの「RISA」は、アバターやコミュニケーションツールを活用して、リアルのオフィス空間をオンラインで展開する仮想オフィスサービスである。オンラインの職務スペースを共有し、社員間での雑談や相手の様子の確認などを含めた仮想オフィス/デジタルワークプレイスを実現する。
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今回のリニューアルで、UIをこれまでの3D版から2D版に変更した(画面1、関連記事:OPSION、仮想ワークプレイス「RISA」にシンプルな2D版を追加)。3D版よりもPCへの負荷が低く、業務での利用がスムーズになった。同社の検証によると、3D版においてCPU使用率23%、メモリー使用量2000MBのケースで、2D版では同6%、400MBに抑えられるという。また、2D版のほうが職務スペースを俯瞰しやすいというメリットもある。
加えて、オフィスやイベントなど各種の用途への対応として、簡単な会議実施や多人数対応のためのフロア分けや、外部のメンバーを招待するゲストなどの機能が加わった(画面2)。このほか、アバターのモーション表現などを洗練させ、多様な感情表現やコミュニケーションを可能にしている。
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「今回のリニューアルを皮切りに、メタバースの浸透する社会において人と人がつながり、 協同し、 目標に向かえる空間の提供を通して、"WORK AS PLAY"の実現を目指していく」(同社)